ヨガインストラクターになるということは自分を知る旅に出るということかもしれない

ヨガインストラクターになって、やっと自分のことを知ることができたように感じます。
しかもとても長い時間をかけて。

ヨガを初めて9年。
途中、自分の中に「存在してほしくない自分」を発見したことが何度もあります。
ずるをしようとしたり、嘘をついてるのをついていないかのうように装ったり
必要以上に負けず嫌いだったり、嫌になるほど他力本願だったり・・・
そんな自分が自分の中に存在するはずがないと、直視することをやめようとしながらも、何度も向き合いながら、「それも自分なのだ」と認めることができるようになりました。

まだまだ克服していない部分が多くあります。
それでも、過剰に反応しなくなりました。
気分が荒れていても「荒れている」と気が付いています。
それだけでも随分変わったなと感じます。

ヨガをしていなければここまで自分を知ることができなかったと確信します。
向き合うことが怖くて、目を背けて過ごしていたでしょう。
「人生は素晴らしき冒険旅行」
人生という旅は、きっと楽しいことだけでなく苦しみや憂い、落胆があるからこそ素晴らしいのではないかと感じています。

ラクシュミーヨガインストラクター養成講座のレジュメ内にも、苦しみの中で幸せをみつけ、ストレスの中でパワーを引き出すという一文があります。
幸せばかりの中にあっては、幸せを幸せだと感じることができない。
ストレスはなくすことができない、それをパワーに変えることができたら怖いものなし。

怖いものは、怖いがゆえに正体を確かめないからもっと怖いのだと知りました。
それはまるで黒い袋の中に、なにやらにょろにょろと動き回る物体が入っていて、ときどきドタドタと暴れまわる物を渡され、あまりの怖さに放置するようなものです。
実際には中身はただのウナギかもしれません。
仮にヘビだったとしても、ヘビだとわかれば何か対処方法を考えることができます。
それもせずに逃げ出し、放置するからいつまでも怖いものがなくならない。

これは自分の心理状態のことを言っているのです。
対峙したくない自分、認めたくない自分をいつまでも認めようとせず閉じ込めることで、その気持ちはどんどん増幅し、いつか爆発します。

かつて感情のコントロールが苦手だった私は、まさにその状態でした。
ヨガに出会ったことで、いろんな自分がいて当たり前なのだと知りました。
批判や評価・判断することなく、ただ観るという向き合い方を知ったことで
今まで向き合うことをためらい、閉じ込めていた自分と対峙することができました。
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その自分はいなくなったわけではありません。
暗質・激質・純質の関係と同じように、なくなることはありませんが、
純質が他を圧倒したとき、純質が優勢になるように表に出てこなくなるだけです。
しかし閉じ込めていたのとは全くちがう心の底の静けさがあります。

「私」という小さな入れ物の中は、宇宙よりももっと広い。
ヨガをするということはその大宇宙を旅するようなもの。
ラクシュミーヨガインストラクター養成講座の基礎中の基礎的教えは、今もその旅で迷子にならないよう羅針盤的な役割をしっかりと果たしてくれています。

そしてこの旅は死ぬとき(もしくは死んだ後もずっと)続くんだな思っています。
あっという間になんでも手に入る現代において、そう易々と手に入らないものがあることにワクワクします。
おばあさんになっても尚、探求することがあるなんて!!

ヨガインクトラクターは基本、フリーランスです。
フリーランスだからこそ、自分で考え行動し、軌道修正する必要があり、その行動は本当に正しかったか?教えてくれる人はいません。
そのおかげでたくさんの貴重な経験ができました。
人生の密度が増したように感じます。
何事も、経験してみて初めて分かるものです。
トライしてエラーしての繰り返し。
だからこそ強くなります。
痛くないようにエラーができるよう、柔軟にもなります。
まさに内柔外剛。
経験を通してヨガを学び続けています。

この楽しさ、あまり伝わらないかな?
でもタヒチに旅行に行くよりも、ディズニーランドに行くよりも、スキューバダイビングするよりも
何倍も、何十倍も楽しくて仕方がないのです。
私は今、最高に幸せな人生の旅の途中です。

自然と担当レッスンが増えていく。「相手を想う」というスタンス。

ヨガの仕事で生計を立てていくためには、
●レッスン数を多くこなす
●レッスン単価を上げる
この2つについて努力する必要があります。
いくら好きなことで、仕事している時間が幸せだからと言って生活が立ち行かないのでは意味がありません。
経済的・精神的・肉体的にバランスよく幸福な状態が保てていてこそ、お客様の健康や幸せを手助けするヨガという仕事ができるのですから。
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もし、旦那さんの扶養範囲内で仕事をしたいと考えている主婦の方だとしたら、
ヨガインストラクターという仕事はパートに出るよりもずっと効率がよく
好きなことで楽しく仕事ができる最高の方法だと思います。
・拘束時間が短い(1レッスン60分がメジャーなので移動や準備を含めても2時間くらいの拘束で済む)
・レッスン単価が高い(1レッスン平均3,000円くらいが相場ですので、時給換算すると拘束時間を含めても1,000円~1,500円くらいの時給相当となる)
・2レッスン続けて担当させてもらえるスタジオと契約ができると、週3日くらいの稼働でも1日5時間のパートを週5日したのと同じくらいの収入になる
・楽しい
・目の前の人が喜んでくれる
・自分も健康できれいになれる
お子さんがいたりすると土日は出れないし、夜も仕事ができない。
でも平日の昼間だけレッスンをさせてくれるスタジオがなかなか見つからない。
という場合もありますが、ここがフリーランスの強み!
ないなら作ればいいのです。

ヨガをしたいけど、近くにないし、おしゃれな感じの人ばかりのスタジオじゃちょっと気おくれしちゃう。
という気持ちでヨガをする機会を逃している人が、あなたの近所にたくさんいるはずです。
そんな人を集めてアットホームなヨガサークルを始めてみるといいです。
もし1人の単価を500円と超お手頃価格にしたとしても、6人集まれば1時間で3,000円の収入です。
それ以上になればスタジオと契約するよりももっと単価がよくなるわけです。

【やっぱりキーワードは「相手を想う」ということ】
お金の話からスタートしたので、ずいぶん自分本位なように感じたかもしれませんが、
本当はお金は後からついてきます。
「相手を想う」スタンスで行動していれば。
前途の事例も、自分のお客様はどんな人だろう?と相手を想ってみることで
・もっと近所で
・もっと手頃な価格で
・アットホームな雰囲気で
ということを望んでいるかもしれないとイメージができます。

実際に来てくれたお客様のことも、ずっと想い続けます。
・どんな言葉がけをしてあげたら喜ばれるかな
・どんな雰囲気づくりをしたら入りやすいかな
・どんなレッスン内容にしたら「私にもできる」「楽しい」と思ってもらえるかな
・「続けたい」と思ってもらえるには、どんな工夫をするといいかな

ずっとお客様が喜ぶことを考えていますから、今まで何気なく見ていたTVのCMや
友人との何気ない会話もいいヒントが詰まっているのでワクワクしながら聞きます。
ヨガ以外の時間も充実してきますし、想いは必ず相手に届きます。
最適でなかったとしても、自分を心から想ってくれる人のことを悪くとらえる人はいないはず。
だんだんとインストラクターに対して信頼や愛着がわいて、いろんなことを相談してくれるようになるかもしれません。
そうしてお客様がレッスンを継続してくれたり、お友達を連れてきてくれたりして
結果的に収入が安定していきます。

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私がヨガインストラクターになった時は、まだ独身で結婚の予定もありませんでした。
ヨガインストラクターになれたことは本当に幸せでしたが、生活ができなくては続けることができませんので、自分が1か月生活するのにいくら必要で、(いくらなら削ることが可能で)その金額を得るためには短歌いくらでどれくらいの数をこなす必要があり、現実的にそれが可能なのか?何度か計算をしました。

最もたくさんレッスンを担当したときは、週に1度も休みの日がなく
1日5本レッスンをするという日もありました。
そして1日の移動距離が100㎞を超える日もありました。

しかし、これでは体を壊すというか「出す」ばかりで「補ったり」「インプット」したりする時間が取れずどうにかなりそうでした。
前途のとおりヨガインストラクターは自分自身が経済的・肉体的・精神的にバランスが取れていないと相手にいい影響を与えることができません。
収入を追うばかりレッスン数を増やしすぎると、やはりバランスが崩れます。
反対に経済的には節約をするから数はあまりこなさないでおこうとセーブしすぎても、やがては経済的な不安から精神的に不安になり、このままインストラクターを続けていていいのかな?という不安にさえつながったりします。

ヨガの収入だけで生活をしようと思うのなら、
●レッスン数を増やす
●レッスン単価を上げる
ことに加えて
●効率をよくする
●しっかり計画を立てる
●客観的視点を持つ
●自分の売り方を考える
などのセルフマネジメント力をつけていく必要もあります。

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【一人前のインストラクターになるためのステップ】
ヨガの仕事だけで生活が成り立つ状態を一人前だと定義して、そこまでに至るためのステップを整理してお話ししましょう。

ステップ1 レッスン数を増やす
経験値を上げるためにもやはり最初は数です。
どうやって数を増やすか?ですが、まずは募集のあるないに関わらず自ら「オーディションをお願いします」と持ち掛けることです。
受かるつもりで準備しますが、門前払いにされても当然ですので、深刻に受け止めることなくどんどん次に行きましょう。
この時も大切なのは「相手を想う」ことです。
オーディションをお願いしたスタジオがどんな人材を求めているか?どんなお客様に、どんなサービスを提供したいか?と考え、それを電話や履歴書で伝えます。
うまくいけば面接をしてもらえます。

すでにレッスンをさせてもらっているスタジオは一層大切に想ってください。
その気持ちが伝わると、別の曜日のレッスンを担当させてもらえたり、系列店を紹介してもらえたりします。

ステップ2 収入の柱をいくつか持つ
収入の入ってくる方法はいくつかあります。
・契約先スタジオから1か月分まとめて振り込まれる
・自分が主催するヨガサークルやレッスンで、お客様から直接料金をいただく
・イベントなどの単発レッスンでのレッスンフィー
・企業の福利厚生としてのヨガレッスン顧問料
・DVDなどの物品販売              など
フリーランスという仕事の仕方ですので、1社のみにおぶんだっこ状態では「何か」あったときに
生活ができなくなってしまう可能性があります。

スタジオと契約して担当するレッスンだけでなく、自宅の近所などで自分がお客様を集めて行うレッスンもしたほうが良いでしょう。
仲の良い、よく知った間柄の人なら自宅へ訪問してプライベートレッスンをしてもいいです。

私の場合、収入が安定した理由のひとつとして企業の福利厚生としてヨガをしてもらうという仕事ができたことが挙げられます。
これは企業の総務の方や社長に掛け合い、社員さんの運動不足やストレスの解消のために、終業後(始業前などタイミングはいつでもOK)にヨガをしませんか?と提案したことで実現しました。
短い時間でもリフレッシュになりとても喜ばれました。
多い時には5社の福利厚生ヨガを担当させてもらっていました。

いくつもの契約先を持っておくことで、突然1つが契約中止になったりしても何んとなかる状況を作っておくと安心ですし、同時に単価を上げることにもつながる可能性があります。


ステップ3 断る勇気を持つ
「相手を想う」スタンスが身についてくると、あまり積極的にレッスンを探さなくても、レッスン担当の依頼を頂けるようになります。
「相手を想う」ことができるヨガインストラクターはお客様からの支持が高く、それがスタジオにとって何より嬉しいことだからです。
しかし無限大に仕事をすることができません。
ここまで増やしてきたレッスンですが、今度は整理する必要が出てきたり、きちんと休みを確保するためにスケジュールは空いていても「断る」という勇気が必要になってきます。

もう一度、自分のヨガインストラクターとしての計画を見直し、どこを残しどこを削るか検討しなくてはいけません。
削ると決めた担当先は、相手と相談しながらではありますが、安心して任せられる後任を紹介できると喜ばれることもあります。


ステップ4 自分を売り込む
ここまでのステップと同時進行で行いたいのが「自分を売り物として魅力的に見えるようにする」ということです。
コンビニやスーパーで見かける商品は、いかに見栄えが良くてお客様の目につくか?覚えやすい商品名か?などを考えてパッケージの文字や袋の形、色などが決められています。
フリーランスである私たちは、それを自分自身でする必要があります。

顔と名前を覚えてもらうこと。
顔と名前が広く知られるようになること。
これはレッスン数を増やすためにも、単価を上げていくためにも重要なことです。

もし、伸び悩んでいるのだとしたらそれは「能力がない」のではなく「知られていないだけ」です。
ここでも「相手を想う」スタンスが生きてきますが、自分がお客様になってほしいと思う相手は、どんな方法で情報収集をするか?考えてきます。
どんな場所に出向き、どんな時間の過ごし方をしているか?
できるだけ詳細にイメージすることで、自分をアピールする手段やそこに表示する情報をどんなものにするかが決まってきます。
・プロフィール写真を撮りましょう
・名刺を作ります
・ブログも書くといいです(レッスンでは語れない人となりを知ってもらうことができ親近感がわきます)
・SNSを活用します(Facebookは必須。若い人ならTwitterも◎、インスタもリアクションが多くあります)
はじめは何をどんな風に書けばいいのか?わからないことばかりですが、どんなことを書くと自分に興味を持ってもらえるかな?どんなことを知りたがっているかな?相手の役に立つ情報は何かな?と考えながらやっていくと自然とできるようになります。


【ポジティブに取り組む】
ここまで長文でしたので、なんだか難しいことのようになってしまいましたが、
ラクシュミーヨガインストラクター養成講座のトレーニングのコツと同じように、インストラクターの道のりも「ポジティブに取り組む」という姿勢が大切です。

人の脳は、実は単純で1つのことしか考えられません。
深刻にとらえてしまうと思考が停止したり、面白い発想が浮かびません。
そうではなく、「どうやったらうまくいくか?」「どうしたらもっと楽しいか?」「もっと喜んでもらうにはどうしたらいいか?」と楽しくて嬉しくなることばかり考えます。

講座の終了時、「学びを忘れぬこと」とお伝えしましたが、こうして考えながら日々を過ごすことも学びのひとつです。
本とにらめっこするばかりが学びではありません。
日常生活の中にこそたくさんの学びがあります。
何気ない会話の中から、いつも通りの行動の中からヒントを見つけること。
平凡だった毎日が新鮮になり、とても楽しい!まさにこれもヨガです。

相手を想う
目の前の人を大切にする
それが巡り巡って自分も含めた多くの人の幸せになります。

難しく考えすぎず、まずは一歩踏み出してみましょう。
助けが必要な時はいつでもご相談ください^-^

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posted by Mahiro Tsuruno at 13:05Comment(0)How To

ヨガインストラクターへの道のり②

ラクシュミーヨガインストラクター養成講座を受講し始めたのが2007年の春。
そしてインストラクターデビューしたのが2007年の秋のことです。
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はじめは週1度からスタートしたインストラクター生活ですが、
2008年の初夏 なんと週16本ものレッスンを担当させてもらえるようになりました!!
アルバイトとヨガで生計を立てていましたが、ヨガだけで生活ができるようになったのはこの頃からです。
その当時、車を持っていませんでしたが、地元の土地がらもあり車がないと行くことが難しいスタジオもあったため、ナビ付きの新車の軽を買ってワクワクしながら16本のレッスンのために準備をしました。
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【ビーサン+ジャージで新車を買いに】
スタジオから駅へ向かう途中にとある自動車メーカーのディーラーがありました。
車を買わなくては!と思っていた私は、レッスン帰りのビーサン&ヨガウエア姿でふらりと店内に入りました。

店員さんを見つけるなり「これと、これ。試乗したいです」とリクエスト。
ちょっと戸惑いながらも店員さんは準備をしてくれました。
普通車と軽自動車って何がどれくらい違うのか?知りたくての試乗です。

店員さんは私が暇つぶしか気分転換でふらりと来たんだろう。くらいにとらえていたのか
あまり詳しく説明もせず、当たり障りない日常会話をしてくれたものでした。

試乗が終わり、「軽のほうを買いたいです。」と言う」とビックリ!!
「か、買うんですか!?」と驚いて、商談用の席に招いてくれました。
「ナビをつけるといくらですか?」と聞き、見積もりを出してもらい
うーーーーん。としばらく悩む私。
「何か気になることなどはありますか?」と問われ、
「現金で払いたいんですけど、○○万円予算オーバーなんです。」と話すと
速攻で店長さんと掛け合ってくれて、即日 新車購入を決めました。

今、思い返してもヘンテコな客です。
他と比較もせず、ジャージ姿でやってきていきなり新車を買う女。
ですが、これにも理由があって 車という足がない私は車屋さんへ行くのもなかなかの苦労なのです。
そして買うことに決めた車の顔が気に入った!!
そしてヨガの仕事で毎月ちゃんとローンが支払えるかわからなかったので、車を買うなら現金でと決めていました。
予算内にまで値引きしてくれたので、これで決めよう!!という訳です。

この車には結局8年乗りました。手放したのは9年目。
走行距離は100,000万キロを超えていました。
とても気に入っていて、毎日この車の姿を見ると元気が出ました。
小さなトランクにヨガマットをいっぱい積んで、西へ東へよく走ってくれました。
雪の日も、暑い日も壊れることなく1日に100キロ以上の移動をしたことも少なくありません。
私がヨガインストラクターとして一人前になっていく時間をずっと一緒に過ごしてくれた大切な相棒です。

【インストラクターとして生計が建てられるようになるために必要なこと6つ】
好きなことを仕事にするということは、本当に幸せなことです。
普通の人はもしかしたら仕事=稼ぐ手段、我慢することなんてとらえ方かもしれませんが、
好きなことを仕事にするとそういった感覚は全くなくなります。
でも、それなりのリスクもあります。
まず会社員ではありませんので、健康保険も年金も自分で加入して支払いをします。
遅刻・早退・有給・長期休暇はありません。
(その代わり毎日お休みのようでお仕事みたいな感じです。)
健康診断もありませんし、社員研修もありません。
間違っていても誰も正してはくれませんし、ほめてくれたり見守ってくれる上司もいません。

自分のことを自分でよく理解し、計画を立て、実行し、時々見直すといったセルフマネジメントする力が必要です。
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1.楽しんでできるかどうか

フリーなだけに何もかも自分でやる必要があります。
時々面倒なこともありますし、一見レッスンフィートは関係ないような勉強や準備に時間を取られることもあります。
しかし、それもいつか自分の実になることと、楽しんでできるという能力が必要です。

2.健康管理と時間管理
ヨガレッスンは、その時間を楽しみにしてくれているお客様がわざわざその時間に足を運んでくれています。
当然その時間にほかの先生がスタンバイしているはずはなく、自分が行かなければレッスンは始まりません。
たとえ急にお腹が痛くなっても、渋滞したとしても間に合うくらいの時間的余裕をもって行動する必要がありますし、レッスンに穴を空けないためにも健康管理をしっかりとできるようにしておくことは必須です。
インストラクター養成講座も「できる限り休みなくすべての講座に出席しましょう」とお話ししているのはこういうこととも関連しているのです。
どうしてもレッスンを休まなくてはいけない場合は、1か月以上前からスタジオに相談し代行インストラクターを立て、お客様に告知ができるようにしておきます。

しょっちゅうレッスンに穴を空けているとスタジオからもお客様からも信頼されにくくなり、たくさんのレッスン依頼をもらいにくい状況になってしまいます。

3.コミュニケーションをとる
「いいレッスン」というのは自分ではなく、受けてくれたお客様が決めるものです。
相手がどんなことを望んでいるかは、聞いてみないことにはわかりません。
レッスンの前後にさりげなく相手に話しかけ、心の中で思っていることを少しずつでもいいので話してもらえるようになると信頼感が増し、先生への愛着も高まり、求めていることに応えることができるようなレッスン内容を提供することができるようになります。

また、スタジオのスタッフとのコミュニケーションも大切です。
実際にお客様と接しているインストラクターしか知ることのできない情報もありますので、こまめに報告・連絡・相談することが大切です。

ヨガインストラクターは会社員ではありませんが、関係しているスタジオひとつひとつに愛着を持って、みんなでこのスタジオを良くしていこう!という気持ちがあると、多くのスタジオからレッスンの依頼が入るようになります。

4.良いところを見ることができる
レッスンを受けていて、できていないところを指摘してくれるインストラクターと、
ここが良い!こういうことが上手!!といつもほめてくれるインストラクターとでは、どちらの方がしょっちゅう会いたいと思えるでしょうか?
たいていの人は後者を選ぶはずです。
お客様から「会いたい」と思われるインストラクターになれたら素敵ですね。
そのためには「できない所」よりも「良いところやできている所」に目を向けられるようになりたいものです。

これはお客様に対してだけでなく、スタジオについても同様です。
あそこのスタジオは、○○○なところがダメだし、あっちのスタジオは×××なんだよね。と悪い評価ばかりしていると、どのスタジオからも贔屓にされなくなります。
それぞれに個性があり、良いところがあるはずです。
もちろんいいところばかりではないかもしれませんが、それが生きている人というもの。
気持ちよく仕事をするためにも「良いところを見ることができる」インストラクターになってもらえたらと願います。

5.ちゃんと料金をいただく
まだ新人で自信がないし、お金をもらうほどのものを提供できない。と考え無料でレッスンを提供してしまうことがあるかもしれませんが、これはいけません。

自分によっては、お金をいただかないことで「甘え」が生じますので、いつまでも成長できません。
受ける側にとってもよくないのは、「タダだからドタキャンしてもいいか」と思ったり、「まあ無料だから大したことないだろう」という気持ちで参加してしまうのです。
モチベーションの低い状態での参加は、その後のレッスン継続につながりにくく、結果的にはヨガをしない→本当は解決したかった悩みが未解決のままになるという状況になります。

例えば、テッシュ一つでも街角でタダでもらったテッシュは使ったり使わなかったり、どこかで失くしてもなくしたことにさえ気づかないものですが、1個1,000円を払って買ったプレミアムテッシュは、無くさないよう大切にしまって、使うときは他とどう違うかよく観察しながら使いますし、友達にも1,000円のティッシュだよ!と話したりするはずで。そして最後まで大切に使うことでしょう。

ヨガレッスンは高すぎても継続できませんが、それなりの金額を支払うと、払った本人はその金額相応の価値を得たいというモチベーションが働きます。
これは価値のあるものを提供してもらった!という満足感を得てもらうためにも重要なことです。

6.いつも相手を観ている
ヨガレッスンにおいての主役は誰でしょう?
それはお客様です。
パッと見はインストラクターのように感じるかもしれませんが、それは違うと私は考えています。
お客様にとっていかに心地がいい時間と空間を提供できるか?
そのためにインストラクターは早めにスタジオに入り、空気を入れ替えたり、掃除をしたり、音量の調整をしたり、適宜やってくる生徒さんに話しかけたり、あるいはそっとしておいたりします。
レッスン中もお客様の様子をよく見て、より細かいガイドが必要ではないか?休憩をいれようかな?ちょっと運動量が足りなくて物足りないかな?など臨機応変に対応します。
インストラクターの日常は、よりよいレッスン提供のための勉強の時間であり、健康と体力づくりの時間であり、自分の技や心に磨きをかける時間でもあります。
時給換算できないのがヨガインストラクターの仕事です。

プライベートな時間もすべてヨガになる。
これが楽しい!幸せだと思える人にヨガインストラクターという仕事は向いています。
私の場合「ヨガを継続する理由」として始めたヨガインストラクターという仕事ですが、その仕事のために毎日新しい発見ができ、今までできないと決めつけていたことに挑戦することができ、日々健康を意識させてもらうことができて、毎日違う通勤ルートで新鮮な気持ちで仕事に向かうことができ、仕事の合間には本屋さんや美容院に立ち寄ることだってできる。
ヨガをもっと知りたい!と勉強し、それをお客様にシェアすることで喜んでもらえる。
お気に入りの場所を見つけたら、一緒にその場所でヨガをしようと企画することが仕事にもなる。
こんなにハッピーで最高の仕事はなかなかないと、つくずく感じています。



【担当レッスンが16本にまで増えた理由】
運やタイミングもあったと思います。
でも、思い返してみるととても重要なことをごく自然にしていたことに気が付きました。

スタジオのことを1日中ずっと考えている

まだオープンしたばかりのスタジオでした。
そのスタジオのブログを書かせてもらったりもしていました。
広告もどんなものがいいか?キャンペーンをするならどんな内容がウケるか?など
毎週のように会議に参加していました。

もちろんそれに対する報酬は発生しませんし、交通費も出ていません。
それでもどうやったらスタジオが盛り上がるか?
今いるお客さんが喜んでくれるには、どんなことをするといいか?
もっとお客様を増やすにはどうしたらいいか?1日中スタジオのことを考えていました。

普通の仕事なら、職場は仕事に行く場所で、終わったらおしまい!という感じかもしれませんが
私の場合はその境目がほとんどありません。
写真ではないけれど、そのスタジオの一員だと誇りを持っていますし、
スタジオを良くすることは結果的に自分の仕事の安定にもつながるはずです。
まずは損得関係なく、関われているだけで幸せでしたし面白くて、そうするのが自然でした。

相手を思う気持ちは伝わるものだと思います。
そのおかげで週16本ものレッスンを担当させてもらえるようになったのだと思っています。
ここで大切なのは、私にはヨガインストラクターとしての経験年数も、スキルもまだまだ未熟であったにも関わらず、任せてもらえるようになったことです。

スタジオの採用担当者は、レッスンスキル自体も採用のポイントとして見ていますが、それ以上に重視するのが人柄です。
スタジオを思うことができる人は、お客様のことを思うことができる。
時間に対する報酬にとらわれず、労力を労力と感じず惜しみなく提供できる人は協力的で勉強熱心だから、これから伸びる可能性が十分にあるととらえることでしょう。
どんな業種でも素直な人が伸びると言われます。

素直になれないと決めつけていると、その道は開けません。
「素直になってみる!」と決めるだけです。
瞑想の練習と同じで、はじめはうまくいかずもどかしさを感じますが、
自分を責めたりする必要はありません。
また、素直になってみる!と決めて進まばいいだけのことです。
繰り返しているうちに素直であることが自然体な自分になっているはずです。


ヨガインストラクターになって3年目のある日、ラクシュミーヨガインストラクター養成講座
のチーフをやりませんか?というお話をいただくことになります。
それから8年間(今もずっと)養成講座の講師を担当させていただいています。

このお仕事をさせてもらえるようになったのも、やはり「相手のことを想う」というスタンスが大きく影響していると思います。
このスタンスはより良い仕事を任せてもらえるようになるためにも、より多くの学びを得るためにも非常に役になっていると感じています。
それについてはまた後日お話しします。

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